今朝'(1月8日)、久しぶりにラジオ体操に行きました。外苑に入ると、とても異様な雰囲気でした。今日は警視庁の「年頭部隊出動訓練」の日だったのです。年頭云々は、消防でいえば出初め式、軍隊でいえば謁見といったものでしょうか。多分、集合すべき全てがこの時間(6:30)にいた訳ではなさそうなので、全部集まったら外苑は警官だらけになりそうな勢いでした。
外苑前方面から外苑に入って最初に感じたのは、なんか226事件の時ってこんなだったんじゃないかな、という違和感です。僕の学生時代の友人が当時よく使った言葉を引用すれば、「青いカラス」があちこちで整列したり、行進したりして、道路はパトカー、白バイ、特殊自動車(戦車や装甲車のイメージ)が埋め尽くしています。道路脇の茂みは、警察犬を連れた「青いカラス」が不審物を物色しています。
こういう風景は、普段はよく見えない国家権力をモロに見た!という恐怖を呼び起こします。町の人の良さそうなお巡りさんもここにつながっています。こういう感覚は時々感じなくていけない、どんどん似非平和の中で権力の姿を忘れさせられているのでしょう。今日は早起きのおかげで、それを感じることができました。
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