本当は立春(2月4日)頃から2月中旬までに飾るとされているので、もっと早く飾っても結構です。今の季節はチョコレートコーナーと一緒に雛菓子コーナーが設けられています。
雛祭りのお菓子には菱餅(蓬の緑、桃のピンクと白餅)、ひなあられ、蓬餅(草餅)などがあり、和菓子屋さんには練りきりを使った春らしいお菓子が並びます。
スーパーなどにも思わず手に取る桃の花や菱餅をかたどったお菓子や、パステルカラーの雛祭りの金平糖や飴などが並んでいます。
雛人形を飾るときに雛祭りのお菓子や白酒、桃酒などを一緒にお供えしましょう。
雛祭りの始まりは中国から伝来した五節句(3月3日「桃の節句」、5月5日「端午の節句」、7月7日「七夕」など)のひとつでした。
やがて、紙で作った人形に無病息災の祈りを込めて川や海に流す「流し雛」と貴族の間ではやった人形と家財道具などで遊ぶおままごとの「ひいな遊び」が合体して、雛祭りになりました。
江戸時代には、宮中行事から庶民の間にまで広がり、江戸幕府が3月3日を祝日に設定したことで大衆の祭りとなりました。
今では、生まれた女の子健康に成長し、幸せになるようにという祈りを込めて、雛人形を飾りお供え物をしています。
[Source]: http://iroha-japan.net/iroha/A01_event/05_hinamatsuri.html
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雛祭りといえば「桃の節句」、雛祭りに桃の花は欠かせません。
同様に菱餅の3色には意味があります。桃の花のピンクは生命(桃)を表し、厄除けとなります。
蓬の緑は木々の芽吹きを表し、よもぎの香気が邪気を祓うといわれます。
また、邪気を祓うための白酒や白餅の白は、雪の大地を表します。
今年の雛祭りのおもてなしは、自然のエネルギーをいただいて健康でいられるようにピンク、緑と白の食材を使います。
その他、雛祭りの食卓にふさわしい食べ物は同じ貝の片割れ同士でないとぴったり合わない故に女性の貞節を象徴する蛤(はまぐり)などがあります。
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お雛様の前での女性が主役のおもてなしにぴったりな食卓を雛祭りカラーのピンク、緑、白を基調に作ります。
★ 海老(ピンク)と菜の花(緑)とウド(白)のサラダ: ゆでた海老と菜の花を短冊に切ったウドと和えて和風ドレッシングでいただく。
★ 海鮮ちらし寿し: 寿し飯に刻んだシソの葉(緑)と炒り胡麻を混ぜて大皿か大鉢に盛る。
上に一口大に切ったお刺身用のサーモン(ピンク)、イクラ(ピンク)、イカ(白)、帆立(白)とアボカド(緑)をたっぷり盛り付ける。
上にスプラウト(緑)を飾る。
★ 蛤の酒蒸し: 蛤を酒蒸しにして、茹でたさやえんどうを添える。
★ ささ身と三つ葉のお澄まし汁: だし汁にささ身を加えて澄まし汁を作り、仕上げ際に三つ葉をくわえる。
★ 春のフルーツカクテル: イチゴ(ピンク)、ピーチ(ピンク)、キウイ(緑)などを食べやすい大きさに切り、ナタデココをシロップごと加えてあえ、器に盛る。
★ お雛様のお菓子: 雛あられ、練りきり、菱餅、金平糖など。
★ 飲み物は、お決まりの白酒、桃酒(子供やアルコールが苦手な方のためにノンアルコールもあります)。
少しおしゃれに、食前にはピンクのロゼシャンパン、食事にはまたまたピンクの辛口ロゼワインも素敵でしょう。
食後はコーヒーではなくお抹茶(緑)で和菓子をいただきましょう。
おいしくて季節感あふれる雛祭りカラーのメニューの完成です。
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これからも季節感あふれるおもてなしやいろいろなパーティーのアイディアをご紹介しますので、皆さんのパーティー情報も教えてください。
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