私はオリンピックに対して、個人的に強い思い入れがあります。
- オリンピックイヤーに生まれ、
- 生きている間でこれまで、前回の1964東京、1972札幌冬季、1998長野冬季、2020東京(実際には2021)の4度もの自国開催を体験して、
- 1964年の東京大会は、開会式や他の競技をTVで観戦して、水泳と体操競技は父と一緒に実際の試合を観戦しました。
- 過去の仕事で1996アトランタ、1998長野冬季、2000シドニー、2002ソルトレーク冬季のオリンピックに当時勤務していたワールドワイド・オリンピックスポンサー企業の仕事で深くかかわり、
- 2020東京のスポーツ・ホスピタリティプログラムにもイギリス系マーケティング会社の仕事で少し、企業スポンサーのホスピタリティプログラムへのコンサルとして、かかわりました。
ですから、この2週間は昼夜を通してオリンピック放送に釘付け! Liveで観られない物は録画して観たので、TVビデオの録画スペースがいっぱいになり、永久保存版と消去できる録画を毎日整理していました。
北京冬季オリンピックでは、日本選手が大活躍しました。最終日の今日のプログラムは
- カーリング女子の決勝戦 日本VSイギリス → 残念ながら負けて、日本は銀メダル。でも本当に毎日感動した! 特に昨日のスイス戦の勝利は凄かった!
- フィギュアスケートのメダリストと上位(4位か5位?)入賞者によるエキジビション
- 北京オリンピック 閉会式
です。
フィギュアスケート・エキジビションの最後のエンディングは全出場者が総出のフィナーレです。観ていて思ったことは、羽生結弦選手の国を超えての存在感と国際性です。
日本選手も多くは、海外のコーチに指導を仰いだりして海外を拠点に練習している選手も沢山います。
各選手が演技を終えて結果のパフォーマンス評価を待つ「Kiss & Cry」でも、各選手は、国際的や日本人のコーチに送り出されて、結果を共に分かち合うシーンが印象的でした。
そんな中、羽生結弦選手は常に一人で、「Kiss & Cry」にも一人で向き合ったただ一人の選手ではないでしょうか?
ショートプログラムのアクシデントでの8位スタートから、世界初の4回転半ジャンプにただ一人挑戦して、転倒したもののジャンプそのものは国際評価で認められました。怪我をしていたにもかかわらず、最終的には4位まで順位をあげて北京オリンピックを終えました。
他の国の選手がドーピング疑惑などで、崩れていくのと何という差でしょう!この選手たちの多くは幼い時から選手として育てられますが、多くはオリンピックなどで結果は残すものの15歳くらいで引退してしまうようです。この様な状況に危機感をもったのか? IOC がフィギュアスケートの年齢制限を15歳から17歳に引き上げるというニュースも入ってきています。
エキジビションでの羽生選手は、今回初めてと言って良い程、満面の笑顔でエキジビションを演じました。彼のこだわりである日本のテーマはエキジビションでも一貫して貫いています。
エキジビションの終わりに全ての参加選手が登場しました。最初に羽生の所に行ったのは今回の男子フィギュアスケートの絶対的王者であり、世界最高得点でゴールドメダルに輝いたNathan Chen(米国)でした。次いで、多分中国の選手二人も次々に羽生選手に近づき一緒にパフォーマンスしました。他の日本選手がチームメイトと一緒なのと対照的で、羽生選手は本当に世界から認められる国際的な王者なのだと思いました。エキジビション終了後に観客に向かって、中国語で「謝謝(シェイシェイ)」と言っていたのも印象的でした。
これは、今回のオリンピックで引退するスノーボード、ハーフパイプのレジェンドであるSean White から祝福を受けて、世界初で人類の限界に迫る最高難度の技を貫き通してゴールドメダリストになった平野歩夢選手ともつながります。
日本人選手の今回のオリンピックでの活躍は本当に嬉しいです。
特に嬉しいのは、本当に国際的に皆から称賛される羽生選手と平野歩夢選手などの活躍と国際的な評価でした。
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