Jazz 翠川ケイト
先日友人のJAZZ LIVEに行ってきました。友人といっても僕よりもずっと若い女性です。名前は翠川ケイトといいます。ケイトとは彼女が大学生の頃から知り合いです。大学時代に一度、小さなバーでやったミニコンサートで彼女が歌うのを聴きました。その時はギター一本で、PAはハンディカラオケセットのようなモノでした。でも、そんな劣悪な環境でのLIVEでしたが、僕は彼女の才能をその時感じました。
その後、ケイトはしばらく歌をやめていたのですが、2年ほど前からジャズを勉強しだしました。
彼女の久々のLIVEは最高でした。2年でこんなに、という程上手になっていました。勿論ジャズは、上手になってからがスタートです。そういう意味でまだまだ端緒についたに過ぎません。
でも、多分今彼女はステージ毎に進歩するはずです。実際今回のステージは3回会ったのですが、1回目と3回目では段違いに3回目が良くなっています。まさに歌う度に成長しています。彼女がデビューするのは多分1,2年後になるでしょう。今は正直訓練期間です。でも、多分ケイトは日本を代表するジャズシンガーになるだろうし、場合によっては世界に通用するジャズシンガーも夢じゃない、と僕は思います。
彼女が有利なのは、天性の喉だけじゃなくてバイリンガルであるということ。多分、日本のシンガーの一番の弱みだろう。発音がということもあるが、それ以上に歌詞を理解し、それを歌に乗せたり、仕草にすることが自然に出来ることが一番のアドバンテージだろう。
僕は何と言っても、彼女が再び、そして本気で歌いだしたことに、とても感動しています。
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