筆記試験対策
京都のR大学で講演をしていきました。R大学は3日間学部別に、様々なテーマのガイダンスをする、キャリアデザインフェアというのをやっていて、僕はM社の依頼で、「筆記試験対策」について40分ほど話をする、という仕事でした。
対象は3年生で、R大学としては実質的に、就職指導のスタートとなるイベントでした。学生たちもまだまだ意識が低くて、教室に入ってきても、ザワザワしています。僕は講演の最初に就職活動は、これまでの学校社会から、はっきり社会人として外に出るのだから、しっかり意識を持たないと、就職は厳しいというような提言をして、本題の筆記試験の話をしました。
民間就職では、基本的にはエントリーシートと面接が内定に直結する材料です。正直、筆記試験は足きりで、筆記試験で高い得点をとっても内定の直接的な材料にはなりません。でも、筆記試験をクリアしないと、次の面接に進めないのですから、一定の準備が必要です。
僕は、自分がこう生きたい、こういう仕事をしたい、という夢を持ったときに、その夢を実現する選択肢を広げるためには筆記試験対策が必須だ、という趣旨の話をしました。筆記試験は極めて現実的なタスクです。やらなくても、筆記試験をしない企業を探せば、その範囲では就職も可能です。その辺りをどう考えるか、どう見通すかという問題です。
スキルは僕の得意とする分野ではないのですが、筆記試験の位置づけという視点から、結構コンパクトに話が出来たと思います。
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