2008年度の授業では、「生命・命を考える」という新しいテーマにチャレンジしようと考えています。死を見つめるのではなく、生命・命の視点で生きる事を考えられないかというものです。生きる事へのこだわりが、生きる意欲、考える意欲に繋がるのではないだろうかという、直感から始まっています。
そんな事を考えていると、本を読んだり、テレビを見てもそういうテーマに良くぶつかります。25日のNHKスペシャルでは「体と心の痛みを取り除く“緩和ケア”を専門として、主に末期がん患者らの、在宅での最期を支える」医者の話だったし、26日の爆笑問題のニッポンの教養では宗教学者のカール・ベッカー氏がゲストで、やはり生きる事の意味についての話だった。
多分、哲学の始めは、死を意識しての生きる意味ということなのでしょうね。
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