2008年2月3日
2/1(金)は2007年度後期「自立と体験」の最終講義でした。
そうです。金曜日なのです。普段「自立と体験」は土曜日なのですが。最終講義では映画「0からの風」(http://www.zero-karano-kaze.com/contents/index.php)を上映する為、12日の最終日を休講にし、2/1に2コマ連続講義とし、2時限目と3時限目の合同授業にしたのです。
今回は映画の上映と、主人公のモデルとなった母親の鈴木共子さんの講演という内容でした。
この映画は、一人息子を大学に入学した1週間後に交通事故でなくした一人の母親の話しです。彼女は一般市民による初の憲法改正である「危険運転致死傷罪」を成し遂げました。そして自ら最愛の息子が入学した早稲田大学に入学して2007年春に卒業したのです。 一方でその後も、「生命(いのち)のメッセージ展」(http://www.inochi-message.com/)という、事故死した家族の等身大のモニュメントの展示会を開催し続け、命の大切さを人々に訴えかけています。
僕は「あしなが育英会」の学生からこの映画の事を聴き、是非大学で上映したいと考えていたのです。最初は、学園祭での上映を考えていたのですが、残念ながら準備不足で流れてしまいました。
僕がこの映画の上映と講演で意図したのは、「命」という極めて思いテーマを彼らに投げかけ、自らの大学生活、人生というものを「命」という視点を持って考えて欲しかった、ということです。
実際に映画を上映し、鈴木さんの講演を聴き、鈴木さんといろいろお話をして、「命を学ぶ」という事が浮かび上がってきました。
具体的にどうするかは、未だ明確ではありませんが、次年度授業では少なくとも1回は命をテーマにした授業をしていこうと決めました。
いろいろな意味で日本人はもう一度命の大切さという、当たり前の、そして何よりも大事な事をしっかり考えないといけないのではないでしょうか。今の社会に起こる様々な問題は実は命の問題ではないかと、直感的に思ったのです。
先ずは1回か2回の授業から始めます。そして、命の意味について考え名ながら、「命学」を推し進めたいと思います。平和学は最近盛んですが、googleでの検索の限りでは「命学」はキーワードとしては未だ無いようです。
3月には埼玉県川口で「生命のメッセージ展」が開催される予定です。鈴木さんがお話したように、先ずはこのメッセージ展で命について感じて来ようと思っています。
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榎本 達彦
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