鳩山政権発足6ヶ月ということで、マスメディアではいろいろな評価が行われています。また、町の声などもたくさん拾われています。全体には50点弱という感じです。結局、でも、この評価は鳩山政権の評価であると同時に、それを選んだ日本国民自身へのつまり自分自身への評価であるわけです。
そのあたりのことをどれだけの人が意識して、「鳩山は・・・」といっているのでしょうか。
僕自身でいえば、結局民主党でも自民党でも対して変わらない。やっぱり我々日本人の政治意識はこんなものか、という自嘲に満ちたものです。物事が変わる時の多くは、上からではなく下からという場合がほとんどです。
そういう意味で、民主党政権がどうだということもありますが、皮肉にも鳩山邦夫が自民党を離党したり、谷垣体制への批判が内部から出てきたりと、長年政権を担ってきた自民党が揺れ動いているという動きのきっかけとなったというのは、ある意味評価できる(自らをということです)のではないかと思います。
政治はやっぱり金の動きと連動しますから、よっぽど大きな体制の変化がないと、基本的には変わらないのではないでしょうか。
そんなことを、ニュースを小耳に挟みながら、考えました。