今年行ったのは、聖ドミニコ・カトリック渋谷教会で、場所は旧山手通りと246の交差点のすぐ近くです。実は、今年は西麻布の教会に行く予定だったのですが、行ったらとても込んでいたので、渋谷に変えたのです。でも、結果オーライで、主任司祭のヘロニモ・フェルテス神父さんの説教はとても説得力のある話でした。弁論とはこういうものかと感心しながら聴いていました。
神父さんによると、クリスマス・降誕祭は神様と人間が出会う日である。人は神によって完全になる(このあたりはよく聴く話)。面白かったのは、神も人が幸せになったり、満足する事でその存在意義が認められるという話だった。だから、クリスマスでの小さなしるし(キリストが厩で生まれた事)を大事にして、神との出会いを大事にしなくてはならない。そして、思ったのは人が神を信じ、神と出会い、神によって完全になる。それはまるで、人が自立する事と一致するということでした。
ミサの後は、集会所で、皆で持ち寄った食べ物を囲んで(といっても100人くらいいたのだか)、ミサの後の交流会がありました。食べ物はクリスマスという事もあるのでしょうが、信者の方々が腕によりをかけたものがズラーっと並んでいて、実際とても美味しかった!その集会所で、ヘロニモ神父さんとも立ち話をしました。説教に感動した事を話したら、「(教会に)来てよ」と言われ、ミサはともかく神父のキリスト教勉強会に行こうかな、と思いました。
人が自立する、社会に出て生きていく、生きる意味、責任等、いろいろ学べそうな気がしたのです。とても、これまでになく有意義なX’masでした。