渋谷区法人会、女性部会の社会貢献活動、エンジェルス・セミナーの取材で渋谷区の老人介護施設の取材をしました。
渋谷区在住の私自身の老後の選択肢も踏まえて、勉強しました。
最初に行ったのは、
★渋谷区の地域包括センターです。 渋谷区内に11か所あります。
老人介護を受けるのには、公的な認定が必要です。介護療養型医療施設の利用をするためには、地域包括センターから下記の認定を受ける必要があります。
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要支援1
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要支援2
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要介護1
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要介護2
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要介護3
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要介護4
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要介護5
自分や家族に心配な症状がでたら、まずは相談。
一番ベストは、自宅に訪問してもらって、カウンセリングを受けること。家族の場合で、難しい場合には、訪問相談もできます。
区の認定を受けたら、身体的、精神的な介護を受けられます。
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身体面では
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家事(買い物・掃除)が困難になる
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精神面では
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認知症は65歳以上で7人に一人
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80歳以上で4人に一人が発症
この現実を受け止めて、困ったらサポートを受けます。
自宅で介護を受けられなくなったら、どうするのか?公的には3つの選択肢があります。
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特養(特別養護老人ホーム):生活施設で医療は別
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老健:在宅と施設の中間
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療養型:医療施設
これら全てには医療と介護の連携が必要です。
包括センターの役割としては、
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相談の窓口
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要支援1、2のケアマネジャー
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地域との連携
★次に伺ったのは、グリーンポート恵比寿でした。
ここは、渋谷区指定の老健、常時100名を収容と25名のデイケアを受け持っています。
ここで、見学と共に様々な老人介護問題について話し合いました。
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社会福祉2次事業
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独居老人問題
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介護予防→在宅復帰
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社会貢献
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海外との比較
★最後に民間施設を取材しました。アリア恵比寿です。
2014年3月オープンの新しい施設です。
40名32室のこじんまりした施設です。ベネッセコーポレーションの管理下にあり、頭金が3000万~9000万で月額30万円以上というお値段です。
ホテル並みの施設、部屋にはミニキッチンなどもある。でも、約20平米と狭い。ここで暮らすのは厳しいかも、冷蔵庫とテレビを持ち込んでも自分のデスクも椅子もない。
パソコンなしで生きていけない私には無理?
ベッド
ミニコーナー
ミニキッチン
トイレ
洗面台
ここで、聞いたのが最近、国が力を入れ始めているサービスアパートメント。完全個室のマンション暮らしだけれど管理人さんが常駐して監視してくれるそうです。建設業界などもこの分野に乗り出しているようです。
実際には、昔に建設された施設には、もっと自由な選択肢があった。今、叔母が入っているのは、郊外だけど、完全にサービスアパートメント形式で、2LDKのアパートにはキッチン、洗面所、お風呂など全て完備。医療施設も併設、自宅で調理も出来れば、3食食堂で食べたり、自室に持ってきてもらうのも自由に選択できる。お風呂やレストラン、運動施設など全て完備している。叔父叔母は最初は一緒に入居して一緒に暮らしていたが、叔父は医療介護が必要になり、叔母が看護不能な状態になったため、叔父は最期の2-3年は医療施設で過ごしていた。それでも、出来る範囲で叔父の洗濯物を処理したりして、希望すれば、毎日、隣の医療施設にいる叔父の所に車椅子で連れて行ってくれる。
昨年叔父が亡くなった後も叔母は、掃除などのサービスは、受けながら、自宅で自分らしく独居して、しかもサービスアパートメントの恩恵を受けている。
私には、理想的に見える生活だけど、お金がないと無理な現実。二人には子供がなく、二人とも公務員を定年まで勤め上げた。
自宅の資産を売却して、施設に入居、月々30万円ほどの費用も年金で賄えるからできる暮らし。
自分たちの資産も含めて、これからはライフプラニングが大切だと改めて実感。
非常に考えさせられた一日でした。
最後の視察を終えたのは、午後5時ごろ。池袋に移動して、30分友人と飲んで時間をつぶす。
午後6時から、立教大学のセントポールズ会館のレストランで打ち合わせ。
東京中小企業家同友会の国際ビジネス支援部会の打ち合わせ。
今回は、バングラディシュとミャンマーについてのセミナーを現地と日本に精通したK先生にコーディネートして頂きました。
とても有意義なミーティングでした。
今日の最後は、青山キラー通り商店会の総会。
青山の建築家会館で行われていました。9時の閉会ぎりぎりの8時半ごろに、やっと間に合って行きました。
片付けを手伝って帰りました。
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