23-24日にアメリカのワシントンDC郊外のGaylord National Resort & Convention Centerで開催されたSelect USA Summitは、アメリカ合衆国への投資を呼びかけて全世界から企業を招いた国際会議兼経済マッチングの場でした。
2日間のプログラムは
ケリー国務長官のスピーチ
23日(月曜日)
6:00 登録開始(今日はオバマ大統領もスピーチするとの事で、凄いセキュリティです。昔C社のミーティングプランナーをしていた時にアメリカ合衆国高官の来日と自社の本社役員の来日が重なるとホテルでよく遭遇した黒い麻薬犬を久しぶりに身近で見ました。)
7:15-8:00 朝食(国別のテーブルと州政府など協賛参加者のテーブルが表示されていて、指定の場所に座ります。早々に名刺交換と交流の場所です)
8:15-10:00 商務長官のPenny Pritzker氏の開会宣言。ここから全体プログラムが始まりますが、事前に申し込んだマッチング交渉の場が設けられていて、参加者は積極的にビジネスの個別交渉を行います。
11:20-12:10 1回目のパネルセッション 私は、中小企業に関連する「Panel 1C: Successes Come in All Sizes」に参加しました。
所々に休憩がありますが、この時間には急いで部屋に戻ってメールや電話のチェックをします。
12:30-14:15 ランチとBarack Obama オバマ大統領のスピーチ 大幅に時間を遅れての大統領の登場でしたが、やはり凄いカリスマを感じました。
14:15 に各州政府や関連企業のブースがオープン。実質投資先を求める企業に具体的な方策やそれぞれの州に誘致する利点などを紹介します。昔、米国のD航空にマーケティング・セールス担当として働いていた時には、いつも米国へのインバウンド投資誘致にこちら側の立場で働いていたなと懐かしく思い出しながら、各ブースを廻りました。
15:10-16:00 午後の2回目パネルディスカッション 私は、大きな投資をしないでビジネスを開始できる中小企業に優しそうな「Panesl 2A: Partnerships with Unitersities and Colleges」に参加しました。
プリツカー経済担当大臣はこのイベントの主催者
日本大使館でのレセプションは更なるネットワークづくりの場所でした。
5:30に1日のプログラムが終了しても、地下の各州政府他のブースが集まるコーナー他で様々なレセプションが開催されていました。
私は、時差と昨日の長旅の疲れから夜のプログラムはリタイア。
今回の短い出張での唯一の自由時間を過ごすためにリゾート周辺を散策しました。
Marriott系のこのリゾートは港に面していて、観覧車などもある風景明媚な場所にある広大なホテルと会議場を備えた施設です。ホテル内にもレストランやショップが点在しています。ワシントンDCで唯一港に面したリゾートホテルだそうです。アメリカの首都、ワシントンDCには様々な見どころがあります。
徒歩圏内にも小さな街並みがあって、レストランやお店が並びます。
私は、歩きやすい靴と服に着替えて近くの街並みを散策しました。1日目の会議を終えて、近隣のレストランにディナーに行く各国のデレゲーションの人達も歩いています。
ゆったりリラックスしたウォーキングの散策をして、カンタンなディナーにスナックを購入して部屋に戻り、日本と真逆な時差なので、アメリカの月曜日~火曜日の夜間は、日本の火曜日の日中。めーるのチェックや仕事のやり取りを深夜まで行いました。
24日(火曜日)
7:15-8:00 朝食
今朝もパワフルな1日が始まります。
今日もアメリカンブレックファストで1日が開始します。全てが昔に米国のグローバル企業である航空会社のD航空のセールス&マーケティング担当として約15年、清涼飲料会社のC社のミーティングプランナーとして約12年、私の仕事キャリアの30年近くを過ごしたアメリカンスタイルを懐かしく思い出します。
本日も午前と午後にパネルディスカッションが入ります。
今日は事前に約束したマッチングの相手との打ち合わせも入っています。このサミットを本当に活用するのは、事前に公開されている世界2800社のリストから集まる企業のトップと事前にミーティングを打ち合わせして、商談とビジネス交渉を行う事だという事が良くわかりました。
来年からは、機会があれば、東京中小企業家同友会や全国の中小企業のとりまとめとして、参加したいので、この各社ごとの事前設定とフォローがビジネスにつなげるために大切だと感じました。
2日目で最終日の最後のスピーカーは、国務長官のJohn F. Kerry氏です。
今晩は、日本関係の全参加者が在アメリカ日本大使公邸で、アメリカ合衆国日本駐在大使の佐々江賢一郎氏と日本駐在アメリカ合衆国大使Caroline Kennedy氏が、合同で主催するレセプションに招かれました。
バスで約1時間、大使公邸に向かいました。バスの中でもネットワーキング、日本にも進出するアメリカ人社長と公私ともに話題で盛り上がりました。
大使公邸に到着後、カクテルから、両大使との記念写真撮影や挨拶までに1時間以上の時間を要しました。
この時間もネットワークの時間でいろいろな方と話をしました。
パーティーには、日本料理とアメリカ料理、様々なお酒やスイーツが揃いました。
両大使のスピーチやPenny Pritzker氏の挨拶などで盛り上がりました。
ホテルに戻ったのは、午後10時ごろ。
翌朝にはホテルをチェックアウトして、IADワシントン空港から成田へ帰国の途に就きました。
忙しかったけれど、有意義な旅でした。
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