学園祭
ちょっと前だけど、11月5日だったかな大学の学園祭に行った。学園祭週間でこの週は講義も無かったので、午後から出かけたわけだ。
正直、寂しい学園祭だった。僕の学生時代の学園祭はどうだったか、よく覚えていない。それは棚に上げるとして、それにしても、あの広いキャンパスのほんの一部に人が集まっている。ちょっと路地に入り込むと裏寂しい飲み屋街という、衰退した地方都市を彷彿した。場末の酒場というとそれなりの哀愁とかがあるけれど、大学は残念ながらそういう涸れた場ではないし。多くの学生は、今週は大学が休み、と考えているらしい。
学園祭は文化祭、だとすれば今の大学生の文化とは何か、という文化論にも話は進む。大学生の文化とは、何か。かつてはそんなものがあったのか、今はそれはどうなっているのか。
印象的だったのは、ほんの僅かの展示を見に行ったが、ほとんどの部屋では展示はしているが、身内だけでおしゃべりをしている。僕達はただ眺めながらツーっと歩いて回るだけ、呆れて何かを訊く気にもならなかった。文化って何なんだろう。文化はオタクか?????????
文化はドンドン伝播するものなのに、これでは教室の外には出て行きようがない。若者文化はいつの時代もある。今もある、昔もあった、将来もあるだろう。でも、大学には無いのか。
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