そろそろ、来年の授業のことを考え始めています。来年度の授業はテーマ自体を少し変えて、違う切り口で学生に向かって行こうかな、と考えています。
まだ、決定ではないけれど、第一候補は「人間関係」です。これまでは「考える」をテーマに、いろいろなトピックや映像などを取り入れて、考える事を前面に学生に対していました。
勿論、考えるという事を外すわけではありません。むしろ、テーマを人間関係に向かう形で設定しようという事です。学生の関心の一つに、友達関係があります。当然、大学生活を送るに当たって、友達関係がとても大きな影響力を持ちます。ただ、見ているとその友達関係が、社会に出てからの人間関係に向かうものとは思えない場合が多々見受けられます。
気の合う仲間、という内向きの友達関係からの脱皮が見られないのです。気の合う仲間を否定するわけではないのですが、未知の領域への踏込みという事がもたらす学びや視野や関係の広がりをワクワクして待つというスリルとサスペンスの楽しみですね。
一挙にそこまで行くかどうか分かりませんが、そういう広がりを持った人間関係を意識するような、そんな授業を今夢想しています。そして、本を読んだり、人に合ったり、セミナーに出かけたりしています。そんな事を少しづつ書いてみようと思います。
ぼくはスリルとサスペンスを通じてできた友達の方が長く続いています。
性格があると思いますが、逆にゆったりとした大学生活であんまり友達作ろう、とかなりたいとか思わないです。なかなか難しい性格です。
慣れない環境の新鮮が違和感がぼくは好きです。
投稿情報: キリヤ | 2007年12 月22日 (土) 10:46