今日は、電気電子システム工学科の新1年生のうち、推薦入試の学生の為の、入学前教育に同行しました。多分、入学後の学生生活に適応し易い状態を早期に作ろうという趣旨だと思います。僕は、1泊2日のうち、昼の70分ほどと夜の90分をいただき、昼の部では、「大学で学ぶとは」というテーマで、ワークをしました。
彼らは、高校の卒業式を目前に控えた高校生が主です。だから、大学の授業や大学生活の実態をリアルに知っている訳ではありません。
それでも、彼らがイメージする、小中高校と大学の違いを書き出し、それを元に、グループ毎に討議をして小中高と大学の違いを出しました。
また、2つ目のワークでは、大学ではカリキュラムを自分で組むという事を題材に、自分でカリキュラムを組む為に何が必要か、を考えさせ、討議させました。
彼らの曖昧なイメージをベースにしながらも、目標、計画、やる気、など大学で学ぶ基本的な事をきちんと押さえたワークが出来ました。
夜の部では、アイスブレークと幾つかのゲームを通して、仲間作り、コミュニケーション、協力等といった、大学で学ぶスキルの幾つかを体験してもらいました。
去年と比べて、今年の学生はきっかけを与えると、討議し、考え、共同し合う度合いが高い気がしました。このような状態が今後も授業や学生生活の中で発揮出来るといいな、と思う一日でした。
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