2008年1月14日
今日、「人間関係ファシリテーション(HRF)」の勉強会に行って来ました。
前にも書いたかもしれませんが、僕は次年度の授業では人間関係を一つのテーマにしようと考えています。それで、日本ファシリテーション協会の知人に教えてもらって、横浜で行われる勉強会に参加したのです。
今日の勉強会はヨウサンによるワークでした。近日中にある場所で実施する予定のワークをシミュレーションとして実施する形です。
テーマは「感情」でした。どのような時にどのような感情が生起し、どうその感情に支配され、またコントロールするか、という事を考え気づくというものです。
午前中は、1)導入の説明、自己紹介、2)感情にはどんなものがあるかを書き出す(例えば、嬉しい、寂しい、ワクワク、不快等々)、3)実際に生活や仕事をしていて、どんな場面でどんな感情がどういう感じで生起するかを書き出す、4)発表し、意見交換する。
ここで午前中の部が終わり、昼食。この間3時間だったが、あっという間に過ぎました。お昼は会場となった関内の横浜市
教育センターの近くのお蕎麦屋さんに皆で行きました。皆というのは、全部で8名、一人午後から参加のアケサンが合流して9名でした。因みに僕は、カレーセットを食べました。
この9名のうち4名は知り合いだったという事もあり、僕は午前中の部からリラックスして参加できました。知らない人ばっかりだと、少なくとも午前中はじっとしていたと思います。
さて、午後もワークが続きます。午後のワークは「クルーザー」というワークです。A4一枚の用紙に、ある物語が書かれています。物語には5人の人が登場し、ある事件が起こります。その一連の文章を読んで、まず各自が5人の登場人物を好感度の高い順に並べる。そして次に、各人の結果をグループの意見として統一するというものでした。
問題はこのワークそのものではなく、ワークを進行する中での各メンバーの感情の動きを振返りながら、感情の支配・コントロールについて考えるのです。
今日学んだというか、一つのきっかけをもらったな、と思ったのは「感情にはどういう役割があるのだろうか」という事です。
人間関係の中で、感情がどういう役割を果たし、その人間関係に影響を及ぼすのだろうか。それは、頭痛や発熱が体の不調を知らせたり、身体そのもの(特に内側)を保護するという役割があるのに対応するような感じである。
これからしばらくこの勉強会に参加しながら、僕なりの人間関係についての講義を構築していくつもりである。