本日Mさんの伴走で川崎ハーフマラソンに参加しました。
川崎ハーフマラソン(http://www.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=34249)は、川崎市幸区の古市場陸上競技場がスタート、ゴール会場です。
多摩川沿いを走るハーフマラソンです。
Mさんは、脚をいためていたので、ハーフを完走できるか不安でした。
途中でリタイアの可能性があったので、受付終了後に大会本部に行き、リタイアした場合には収納車などあるのですか?と聞きに行きました。
大会本部の方は、「倒れた場合には救急車を呼ぶよ」とのこと。つまり、リタイアしたら、そこから自分で帰ってくるということでした。
倒れるつもりはなかったので、二人で相談して5キロ地点で、リタイア折り返して戻ろうということにしました。10キロコースに樹種変更したということです。
大会は1400人参加のこじんまりとした大会です。
しかし、それだけに結構レベルは高く、キロ8分ペースの私たちは最後尾ではないものの、スタート1.5キロ位で周囲に誰もいなくなりました。
とにかく大会運営スタッフが少なすぎて、コース表示も1キロ地点しかなく、1キロ過ぎの1反折り返し地点までは、誘導スタッフがいましたが、その後は全くスタッフがいません。
コース表示、距離表示もなくて、誘導スタッフもいないので、川沿いのコースとはいえ、応援もなく、Mさんと「これでは、ペア練習会と同じだね」といいながら、走りました。
今日は、ものすごい風と砂埃、黄砂も飛んでいて、鼻水、くしゃみ、花粉の悪条件の上に気温は4-5月並み?
行きは追い風ですが、砂埃と強風が普通じゃない!暑いし、水はないし、コースもわからないし、応援もない、サッカー少年団やリトル野球チームはコース上を団体で、歩いたり横切ったり。
「すみません、レース中ですので、通ります!」と声掛けしながら走らないと障害物が一杯です。何しろ誘導スタッフはいないのですから、全て自分でやらないとだめです。
Mさんには、「伴走だから、二人だから、5キロまでは頑張れるけど一人だったらやめてるよ!」と話しながら走りました。
キロ表示がないので、時間で距離を測るしかありません。5キロが近くなったと思われる頃、同じことを考えていると思われる、途中リタイアのランナーが戻ってくるようになりました。
「5キロはもうすぐですか?」と声掛けして、聞いたら、「もうすこしです。」とのお返事。
5キロまで、走りました。乾燥と砂埃、黄砂、花粉で、5キロでボロボロ状態の私たち。5キロ地点と思われるところに、やっと給水所を発見!そこで、「5キロはどこですか?」と聞いたら「ここです。」とのお答え!「でも5キロ表示はどこにあるの?!」
やっと、ありつけた給水、5キロで戻ろうと相談していたので、お水を沢山飲みました。ここまでで、乾燥と暑さで喉はカラカラ!お水を3倍くらいお替りしました。
5キロでUターンして、走り出したら、間もなくMさんは、「お水を飲みすぎたから、お腹たぽたぽ、歩きたい」とのことで、歩き始めました。
戻りのコースはものすごい、砂埃が向かい風!伴走で目になるどころか目の見える私も目が見えない状態!
そのため、レースコースの川沿いから1段上の土手を戻りました。上から見るとすごい砂埃!今更ながら、アタカマを走ったはまちゃん+キムジはすごすぎる!と感動を新たにしました。
この頃にはスタートから1時間過ぎ、トップのランナー達が下のコースを走っていくのが見えて、Mさんに説明しながら歩きました。
ゴールの、約1キロ手前のガス橋付近まで来ると土手のコースが下のコースに合流するので、レースのコースに戻りました。
コースに戻って、歩いていると、フラフラの選手を発見!!
トップの方で走っていたと思われる選手が明らかに熱中症、脱水症と思われる症状でフラフラになって、目の前で倒れました。意識はありません。
この時点で、選手たちはまだ、トップの方なので、まばらにしか来ません。
私は、伴走の時は、万が一のことと写真を撮ってあげられることを思ってスマホを持って走ります。
そのおかげで、スマホで119番して、救急車を呼び、同時にレースを走って帰ってくる選手に、「ゴールしたら、倒れている選手がいますと伝えてください!」と伝えました。
倒れた選手は、時々意識が戻り起き上がろうとするものの、再びタオルレ状況を繰り返し、私たちは「休んでいてください」を繰り返すしかありません。
大会運営スタッフも水もないので、走ってくる選手にお願いして、その場で見守るしかできませんでした。しばらくして余裕が出てきてから「大会本部にXXX番の選手が倒れていますと伝えてください!」とお願いしました。
119番からは、電話で「救急車が向かっているけれど誘導できますか?」とのこと、「こちらも視覚障害の人の伴走なので。。。。」と倒れている人とMさんの両方を見なくてはならない状況を伝えました。
問 題発生から7-8分近く経過した頃、一般ランナーが通過、ヘルプにきてくれました。水とスポドリを持っていました。再び119番に連絡。水をあげてよいか を聞きました。こんな時、意識がある、なし、など状況によりお水を飲ませると器官に詰まることもあるみたいなので、必ず専門家のアドバイスを仰ぎましょ う!
取りあえず、倒れたランナー&Mさんを見てくれる一般ランナーがそばにいてくれているので、救急車を迎えに行きました。ピポピポはガス橋を反対側に陸上競技場方面に行ってしまったので、再び119番に通報、現在位置を伝え直しました。
私は、土手の上の国道から、救急車が救助に向かうのを確認しながら走って現場に戻ります。同時に、トップ付近でゴールして、事件を伝えたランナー2名ほどが水をもって走って戻ってきてくれました。
大会スタッフが、自転車でやってきたのは、私が、現場に戻った後でした。
救急車の援護隊員から、倒れた時点の状況や症状などを戻った私が聞かれて、救急車でランナーは搬送されました。
しかし、大会運営スタッフは、本当に人手不足なのか、救急車にも、私たちにもなにも確認せずに、そのまま戻りました。
歩いてゴールした私たちが、お水をくれた通りがかりのランナーのペットボトルを渡した時も大会運営スタッフが全く分かっていませんでした。
熱中症、脱水症はランニング大会では、つきものの対処策です。
今回の事はほとんどのランナーや大会運営スタッフも知らないかもしれませんが、命の危険にもかかわります。
どのようにして問題提起をしたら良いかわかりません。
また、1伴走者として、レールの状況による決断、問題の解決策、非常時の対応などいろいろ考えさせられました。
帰りは、アキレスの練習会に寄って、どこかでランチをと思いましたが、この騒ぎで遅くなり、ちょうど千駄ヶ谷まで着ていたSさんとS子さんと4人でGood Morning Cafeでランチをして帰りました。
今日の出来事など話して、女子ランチを楽しみました。
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