2006年度の星友祭が終わりました。昨年、姪のAmiと始めて星友祭に行って、あまりのつまらなさに三歩歩めませんでした。で、今年は何とかしようと、計画を練っていたのですが、結局、去年僕の授業を取っていた、大学2年生の本田君の得意なPannaを僕と同僚の一人の安達さんとすることになりました。もう一つは、もう一人の同僚の村山さんが女性陣と一緒に、占いの館をしました。実は、他の職員グループも、トウモロコシ屋をやりました。
Pannaは、ヨーロッパや南米で結構はやっているようですが、僕のイメージは野球におけるキャッチボールで、1対1、2対2、3対3で相手の股抜きをするゲームです。昔サッカー部では抜きっこという1対1の練習があったように記憶しています(僕は高校時代サッカー部にも所属していました)。Pannaをgoogleなどで検索すると、詳しくわかります。
そのPannaを、明星で流行らせる、子供とお父さんが楽しむ、というのをスローガンにして、第一段階として星友祭(言い忘れましたが、司会のエノモトじゃない、明星大学の学園祭の名前です)に参加するところから始めようということだったのです。
この企画は、僕の提案で、実際にはほとんどのことを安達さんが進めたものです。安達さんは大学時代は硬式野球部で、サッカーはほとんど初心者でした。でも、約4ヶ月間結構まじめに練習をして、今は僕の上を行っています。
僕たちは予算を獲得してTシャツやコートを囲うネットやテトラなどを買いました。これも全部安達さんの尽力です。また、学生の参加者も3人ほど探し出しました。
そしていよいよ当日です。とは言いながら、僕自身は他の仕事がらみで、11月3日の第1日目はスキップしてしまいました。この場を借りて、「安達さん申し訳ありませんでした」。
ですから、僕は2日目からの参加です。11月4日大学に行くと、安達さんはあまり元気ではありませんでした。人の集まりが悪かったことが原因のようでした。実際、2日目も1日目と同じような感じでした。
2日目も僕は、友人が来たり、チアリーダーの舞台を見たり、国コミのプレゼンを見たりで、あまりPannaコートに入られませんでした。ここでも、この場を借りて「安達さんごめんなさい」です。
でも、僕はあまり悲観的になっていませんでした。要は呼び込みを上手にやっていないだけだからです。原因が分かると、次は解決するだけですから。てな訳で、3日目はガンバルゾ!の気合で2日目は帰ったのですが、この日も実は別件でいろいろあって、それはそれでまた書きます。
さて3日目、今日は朝からいい天気で、半袖Tでいけそうな最高のPanna日です。僕は、今日は会場近くに来た学生や子供たちにドンドン声を掛け、Pannaに引きずり込もうと考えていました。とにかく今や日本はサッカー好きがゴマンといる訳で、ちょっと関心をもってこちらを見ている人は、声を掛ければほとんどが入ってくるものと考えていたのです。
最初に声を掛けたのは、小学生の2人組でした。昨日まで来ていた数人の少年グループは、どうも手に負えない状態になっていたようでした。Pannaのコートは狭いので、ボールを強打(?)、強蹴(?)すると、危ないしそれが目的ではないのです。でも、小学生は強くけってシュートしたいのです。
どうしたらいいか、それは簡単で、ルールをきちんと守らせればいいのです。ボールをゴールに入れても得点だけど、Pannaをすればそれで勝ち、というルールをきちんと徹底する。強くけりこむのは反則にし、ペナルティとする。賞品はきちんと最初の取り決めどおり渡す。など、基本的なことを管理すればいいことです。
だから僕は最初にホイッスルを探しました。ホイッスルできちんと、時間を決め、得点を知らせ、ゲームをはじめ、やめることを指示すればいいのです。
話は戻りますが、その2名の小学生は最初はどこか他の展示か何かを見に行こうとしたらしいのですが、一度誘ったら、結局最後までそこで大学生を相手にPannaをしていきました。だから、次にしたことは、大学生に彼らとゲームをさせることでした。彼らは底粉うまいので、大学生も簡単には勝てないのです。
Pannaはきちんとルール通りにやると、大人と子供もそこそこ楽しめる、優れたゲームです。勿論、本田君たちのようなプロや、体育会のサッカー部は別の話です。僕たちは別にプロを養成するわけではありません。楽しく、本気でゲームをやれればそれでいいわけです。
そんなわけで、大学生や高校生、高校生と中学生の姉妹、親子がPannaを楽しんでくれたと思います。僕は、今回の参加と実験は大成功だったと思います。Pannaは結構気楽にどこでも、誰もが出来るゲームだということが分かりました。そして、老若男女かなり幅広い人たちが一緒に楽しめることが分かりました。
明星大学からPannaを、というスローガン実現の可能性が出てきたと、僕は思っています。
とても楽しい星友祭でした。その他の話も、少しづつ書いていきますね。